平成28年第1回岐阜県議会議一般質問
平成28年2月定例会 尾藤県議一般質問 「主権者教育について」 議長のお許しをいただきましたので、質問をさせていただきます。 私は去る3月1日に県立高校の卒業式に出席いたしました。 10年ぶりに卒業式に出席し、厳格な式の中で少なからずとも感動を覚えずにはいられませんでした。 それは、ある女子生徒が卒業生代表として答辞を述べる場面でありました。 その一節の中に、「私たちが悩んだとき、つらかったとき、先生は、私たちの目線に立ち、同じ方向を向いて、話を聞いていただきそして相談にのっていただきましたとき、私たちはどれ程救われたことか。一生忘れることはできません。先生、本当にありがとうございました。」 生徒が涙ながらに答辞を述べる姿に、同級生や出席した保護者の方々も、思わず涙ぐんでおられました。 私は、この答辞の姿を見て、これが、正に教育の原点であると思いながら聞き入っておりました。 今、この社会で、どれだけの生徒が悩み、苦しんでいることでしょうか。 そんなときに、授業や部活動などを通じて、真剣に子どもたちと向き合い話を受け止め、子どもと先生たちの絆を築き